「テキスト・ネック」や「テキスト・サム損傷」
AFPBB Newsに気になる記事が掲載されている。「テキスト・ネック」や「テキスト・サム損傷」という症状に悩まされている人が増えているのそうだ。どちらも聞きなれない名前かもしれない。しかしスマートフォンやタブレット端末のユーザーたちに増えている症状なのだ。
実はこのような症状はハイテク機器の人気が高まるにつれて増えている。英国の医療専門家は、小さな画面を長時間眺めたり、小さなキーを打ち続けることによって、体を痛めることもあると警告を発する。
症状1.指の痛み
英国ではスマートフォンでインターネットを利用する人が増えている。とある調査によると、英国人の44%が1日30分~2時間、通話以外の用途で携帯電話を使っていた。
腕の腱鞘炎は聞いたことがあるが、指でもなるのだそう。スマートフォンの使いすぎで親指が腱鞘炎になった患者は、痛みのために何週間も手を使えなくなったのだとか。
人間の体は、小さすぎるキーのついた小さすぎる電話を使うために作られてはいないので、過度のスマートフォンの利用は危険を伴う場合もある。上肢の痛みが原因で音声認識ソフトよる操作に乗り換えた患者もいるそうだ。
症状2.首の痛み
スクリーンを眺める際の姿勢はどうなっているだろうか。おそらく頭部が前かがみという人が多いだろう。その姿勢は体全体に負担をかけてしまう。
筋肉やけん、神経などを損傷してしまうことがある。特に首と上肢に多く症状が現れる。スマートフォンだけでなく、長時間コンピューターやPCのマウス操作をする人がかかりやすい症状だ。
スマートフォンの利用は40分!
スマートフォンは便利なので長時間利用する人も多いかもしれない。しかし、体のためには40分ほどで抑えることをお勧めする。
症状が出てからでは、遅いのだ。

AFPBB News
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