急成長するタブレット端末市場
インプレスR&Dは、タブレット端末の利用実態をまとめた「タブレット端末利用動向調査報告書2012」を12月15日より販売開始することを発表した。
個人ユーザーを対象とした「個人のタブレット端末利用動向調査」、および法人のIT担当者を対象とした「法人のタブレット利用動向調査」で、個人と法人のタブレット端末利用実態を明らかにする。また、「タブレット端末の動向と市場予測」「タブレット端末の現状と今後の展望」を掲載。
A4判・176ページで、価格はPDF版(CD-ROM)が6万900円、PDF+冊子版が7万1400円。
タブレット端末の個人所有率は半年で2倍以上
同調査におけるタブレット端末の所有率は6.8%となり、半年前の3.0%から大幅な上昇を見せる。
有料コンテンツやアプリ利用率はスマートフォンユーザーを大きく上回る
タブレット端末利用者が都度課金、月額課金問わず、有料コンテンツやアプリを利用している比率は、31.8%と、スマートフォンユーザーの22.4%を10ポイント近く上回った。
また、ダウンロードしたことのある有料アプリのジャンルは、「ゲーム」が46.2%で最も高く、「電子書籍」が39.7%、「仕事効率化」が24.4%と続く。特に「電子書籍」でスマートフォンユーザーとの差が際立っており、倍近い比率である。これはタブレットの画面の大きさが要因ではないかとしている。
企業のタブレット端末導入率は9.5%に上昇
タブレットを導入している企業は、昨年の6.6%から9.5%に上昇。「トライアルで導入している」の8.0%も合わせると、17.5%まで上昇した。
タブレット端末の導入効果は「情報の共有、それによる職場の活性化等」がトップ
タブレット端末でのモバイルソリューションの導入効果では、「情報の共有、それによる職場の活性化等」が41.8%で最も高く、「業務プロセスの改善、効率化」、「意志決定の迅速化」と続く。

ニュースリリース
http://www.impressrd.jp/news/111213/tablet2012