AWSのためのサービス、「Cloudworks」
株式会社サーバーワークスは2011年12月22日より、Amazon Web Services LLC が提供するクラウドサービスAWSにて、日本語コンソールサービス「Cloudworks」の有料版の提供を開始した。
「Cloudworks」はもともとAWS上にて学習目的のユーザーを想定し、無料で日本語サポート、運用の自動化などの利便性を向上させるサービスを提供。
最近、AWSが多岐にわたり企業向けのサービスを展開しているのに伴い、株式会社サーバーワークスにてシステムの運用を支援する機会が増加。「Cloudworks」の有料プランの提供に踏み切った。
無料版を残したままで有料サービスをを開始する「Cloudworks」のプランは、無料版、ビジネスプラン、エンタープライズプランの3種類が提供される。
有料版の機能は?
これまでも「Cloudworks」を使うことによりAMIを別のリージョンにコピーすることが可能であったが、Linux AMIに限られていた無料版に比べ、有料版ではWindows Server AMIでもコピーが可能。また容量も無料版では4GiBまでだったのが、ビジネスプランでは100GiBまで、エンタープライズプランでは300GiBまで使用できる。
また、事前に設定しておくことで設定時刻に自動的に処理が実行されるスケジュール機能も、あらかじめ設定された世代数をこえる古いスナップショットは自動的に削除される世代管理が可能となる。
登録できるアカウント数も無料版は1アカウントなのに対し、ビジネスプランは5アカウントまで、エンタープライズプランは20アカウントまで対応が可能だ。
その他にも機能を充実させた「Couldworks」、ビジネスプランは48,000円/月、エンタープライズ版は180,000円/月~でサービスを提供している。

株式会社サーバーワークス プレスリリース
http://www.serverworks.co.jp/news/2011/12/22/amazon-web-services-cloudworks/「Cloudworks」公式サイト
http://cloudworks.jp/