若干とどかず
家電エコポイントの駆け込み需要で各社劇的に増加した液晶テレビの売り上げ。しかしそうした特需にも手放しで喜べないのがソニーだ。
ソニーの吉岡浩副社長が20日、ロイターなどのインタビューに対して発表した所によると、2011年3月期の液晶テレビの販売台数が、計画2500万台に若干届かなかったという。
副社長は同社の液晶テレビ事業の営業損益の今期黒字化は厳しいとの見通しをあらためて示しているものの、来期は8年ぶりの黒字化を目指すと語る。話題のアンドロイド搭載テレビの期待に対しては、「まだグーグルと協議中」と述べるにとどまった。