2011年4月7日午後11時32分頃、東北地方で強い地震が発生した。仙台市などで震度6強を観測。震源地は宮城県沖で、震源の深さは約40キロ、マグニチュード(M)は7.4。テレビ各社はいち早く地震報道を始め、宮城を中心に青森から茨城までの沿岸部における津波の警報を伝えている。
「だいぶ長い揺れだった」とは神奈川県在住の一般市民。揺れは2分程続いたと言われ、首都圏にも及んでいるようだ。各地の主な震度は次の通り。震度6強=仙台市、宮城県栗原市▽震度6弱=登米市、大崎市、塩釜市、岩手県大船渡市、釜石市、一関市、奥州市▽震度5強=宮城県気仙沼市、盛岡市、岩手県八幡平市、花巻市、北上市、遠野市、青森県八戸市、福島県二本松市、田村市、相馬市、南相馬市。
尚、JR東日本によると今回の地震により関係地区全線が一時的に安全停止したものの、現在は元々停止していた地区を除き、復旧が行われている。他、原子力安全保安院によると、東北地区の各原子力発電所は既に前回の地震を受けて停止しており、異常は確認されていない。また8日零時現時点、実質被害として宮城圏内の停電、及び一部家屋での火災などが報告されている。