4日、元衆議院議員で現在はテレビ番組への出演等の活動をしている杉村太蔵が、「議員生活4年の任期の中で、一番びっくりしたこと」として、「強行裁決時の与野党入り乱れる乱闘風景などがヤラセだった」というコメントを語った。同コメントはバラエティ番組内で行われた。
同氏によると、1.誰がマイクを奪い、誰がガードに入るかという役割が決定されている、2.強行採決の時間は、アナウンスなどで事前通告されている、3.マスコミ各社のカメラはすでにスタンバイされている、4.良い絵が撮れたのを見計らって「終了」のアナウンスが流れる、などのマニュアルがあるという。
国会とは、独裁政治にうんざりしたフランス人が編み出し、権力を分散させる事で本質的な政治を行おうとしたシステムだ。しかし、我々はそのシステムを単なる茶番にしつつあるようだ。八百長は相撲界どころではなかった。