1/10の静かさ サーキュレーター静音タイプ発売開始
アイリスオーヤマは、冷房効果を高める「サーキュレーター静音タイプ」2種類4アイテムの発売を開始した。
「サーキュレーター静音タイプ」の特長は、その名の通り運転音を抑えた点である。
サーキュレーターは、室内の空気を循環させることで、エアコンの設定温度2℃分の効果があるとされ、これまでにも企業・家庭で導入されてきた。しかし、従来製品は、夜間・就寝時に使用するには、運転音が大きすぎるという不満があった。
そこで、「サーキュレーター静音タイプ」では、従来の製品(同社従来品)と比べて、運転音を1/10にすることを実現させた。また、3段階の風力調整、上下6段階の角度調整が可能なため、夏の就寝時の他、冬の暖房効果を高めるため等、シーン・季節を問わず使用が可能となる。
販売目標は前年比10倍 今夏の節電需要を見込んで
アイリスオーヤマの発表によると、節電商品需要を見込み、既存4アイテムと合わせ30万個を年間の目標販売量として設定している。これは前年比の10倍に相当する数量である。
家庭で最も電力を消費するのはエアコンで、経済産業省の発表によると消費電力の25%を占める。エアコンの設定温度を1℃調整するだけで10%の節電効果があるといわれている。エアコン効果を高めるサーキュレーターは、今夏、さらなる活躍が期待できるであろう。

アイリスオーヤマ株式会社
http://www.irisohyama.co.jp/news/2011/0517.html