アイリスオーヤマ株式会社は冷暖房効果を高める「サーキュレーター」の静音タイプ2種類4アイテムを、2011年4月20日に発売した。
就寝時にも利用可能
本製品は、室内の空気を循環させ、温度差を小さくするサーキュレータ(空気循環器)だ。通常の扇風機とは異なり、風が渦を巻きながら直進して遠くまで風が届くという特徴がある。
エアコンと併用することで、室内の熱の偏りが解消され、エアコンの運転効率が上がる。結果的にエアコンの消費電力を抑えることができるという訳である。
従来のサーキュレータは、運転音が大きく、夜間や就寝時に使いにくくなっていた。しかし、本製品には静音モードが用意されており、従来製品の約1/10となる35dBという静音運転を実現している。静音モードを含め、風量は3段階に調節できるため、用途に応じた運転が可能となっている。
製品のバリエーションとして、左右の首振りが可能な『ENC-20K』、および首振りのない『ENC-20』の2タイプが用意され、それぞれブラックとホワイトのカラーバリエーションを持つ。なお、価格はいずれもオープンとなっている。
Editor's eyes
一般に、扇風機は風を直接体に当てることで体感温度を下げるもので、サーキュレータは室内の温度差を解消するための機器だ。しかし本製品なら、静音モードや首振り機能により、扇風機的にも使用できるのである。
アイリスオーヤマ株式会社リリース