夏の節電を
東北地方太平洋沖地震の影響で東京電力では安定した電気供給が困難となっている。この状況に加え、7月~9月の平日は電力需要が増え電力消費が増大する。夏を前にしたこの時期、東京電力は夏の節電を呼びかけている。
以下東京電力ホームページより引用。
東京電力
<より一層の節電のお願い>
・エアコンのご使用は、極力お控えください。または、設定温度をお下げください。
・必要最低限の照明以外は、極力ご使用をお控えください。
・電力消費がピークを迎える「朝8時~11時頃」と「夜6時~9時頃」の電気のご使用は、極力お控えください。
冷却装置の使い方がポイント
節電のためには消費電力の大きい電化製品の使い方を工夫する事が重要。冷却装置は電力をたくさん消費するので冷却装置の使い方がポイントになる。東京電力によると、夏の節電についてはエアコンの使い方が大きなポイントだという。
資源エネルギー庁の全世帯平均データによると、夏の日中の消費電力は高いものから順にエアコン(53%)、冷蔵庫(23%)、照明(5%)、テレビ(5%)、待機電力(4%)、温水洗浄便座(0.8%)、パソコン(0.3%)。
消費電力で比較すると、エアコンの消費電力は冷蔵庫の消費電力の約2倍、照明の消費電力の約10倍、パソコンの消費電力の約133倍。
時間帯でみると夏は平日の9時~20時の間は電力需要が高い時間が続く。また電力需要全体のピークは14時~15時頃。この時間帯の電力使用を工夫する事が重要。

東京電力
http://www.tepco.co.jp/setsuden/home/points/index-j.html