ナカバヤシ株式会社は、水を入れると発電する、災害時や非常用に便利な『水電池NOPOPO』を、2011年8月上旬に発売する。
汎用性の高い単3形デザインを採用
『水電池NOPOPO』は、水を入れることで化学反応を起こして発電する電池だ。未開封状態ならば、約20年の長期保存が可能となっている。また、さまざまな機器で使用できるよう、単3形電池と同等の形状が採用されている。
中に入れるのは水分であれば何でも良く、ジュースやビール、唾液など手近にある水分が使用可能だ。電力が弱まったら、再度注水することで、数回繰り返し使用することができる。なお、使用回数は消費した電流値によって変化する。
本製品には、有害物質(水銀、六価クロム、カドミウムなど)が含まれていないため、使用後は不燃物として処分することができるのだ。
なお、価格は3本パックで630円、100本パックで20,790円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
長期保存ができ、水分さえあればすぐに使えるようになる。まさに、災害用の備蓄には最適な製品だろう。ただし、大きな電力を生み出すことができないため、ポケットラジオやLED懐中電灯など、低消費電力機器用と考えておいた方が良いだろう。
ナカバヤシ株式会社リリース