株式会社東芝は、本体にバッテリパックを搭載し、節電やピークシフト(電力需要の平準化)に効果を発揮する19V型LEDバックライト液晶搭載『レグザ 19P2』を、2011年7月上旬に発売する。
「ピークシフト」ボタンを装備
『レグザ 19P2』は、19V型(1366×768ピクセル)の液晶パネルが搭載された地デジ専用テレビだ。バックライトにはLEDが採用されており、低消費電力を実現している。本体背面には、付属のバッテリパックが装着でき、リモコンの「ピークシフト」ボタンを押すことで、テレビの使用電源をACからバッテリに切り替えることができる。
バッテリの充電時間は約5時間で、連続使用は約3時間となっている。また、画面の明るさや画質を自動調整し、消費電力を約18%削減することができる「節電」ボタンも用意されている。「ピークシフト」と「節電」の両機能を併用することで、約4時間の視聴が可能となる。
しかも、停電により電源供給がなくなり、一時的に家庭用地デジアンテナが使用できなくなった場合でも、内蔵ワンセグチューナーと付属のワンセグ用アンテナを使用することで、ワンセグ放送を視聴することができるのだ。
本体サイズはW454mm×D204mm×H342mmで、重量は約5.0kgだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
電力ピークシフト機能に加え、緊急時にはワンセグ放送を視聴できるなど、ユニークな機能が搭載されたハイビジョンテレビだ。もちろん、HDMI、D4、ビデオ入力用の端子も用意されており、レコーダーやゲーム機なども問題なく接続することができるのだ。
株式会社東芝リリース