ベビー用品を売りつける詐欺サイトが現れたことが判明
BBソフトサービス株式会社は9月10日、2014年8月度のインターネット詐欺リポートを発表した。このリポートは「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」が検知したデータを元に発行されている。
インターネットサギウォールは、PCやスマホ・タブレット端末のウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの、「コンテンツを解析」し、悪意や問題のあるコンテンツや詐欺の可能性があるコンテンツをその場で検出する。
今回インターネットサギウォールが検出したのは、高級ブランドのチャイルドシートやベビーカーなどのベビー用品の販売を装う詐欺サイトだ。リポートによれば、このサイトは、子どもの出産祝いで良い品を贈りたい、という親心に付け込んで詐欺をはたらいているという。
サイトに入力されたクレジットカード番号を悪用
昨年から警察の取り締まりが強化され、銀行口座を悪用したサイトは減少した一方で、直近2〜3ヶ月間では、クレジットカード決済機能を導入する詐欺サイトが増加。
手口としては、詐欺サイトでユーザーに個人情報やクレジットカード番号などを入力させて、それらを用いて物品を購入して転売・換金するというもの。さらに悪質なサイト運営者は、個人情報自体を販売することも。防御策は、サイトの運営者が信用に値するか、利用前にきちんと確認することだという。

インターネット詐欺リポート(2014年8月度)
http://onlinesecurity.jp/reports/2014/201409.html