第1回防災アプリケーション審査委員会で優良アプリに選定
株式会社つなぐネットコミュニケーションズが開発した、家族向け安否確認サービスの『Familoca(ふぁみろか)』が国土交通省国土地理院が行った「第1回防災アプリケーション審査委員会」にて災害時に活用できる優良アプリケーションに選定された。
(画像はプレスリリースより)
有事には自動で位置情報を家族へ発信する
この『Familoca』とは、iPhoneおよびAndroid搭載スマートフォンに対応したアプリであり、気象庁から緊急地震速報が発表された際、スマートフォン所有者の居場所を自動で家族に発信するサービスである。
平常時は定期的にスマートフォンの位置情報を取得し暗号化して保存しておき、緊急地震速報発表時には自動発信するしくみになっている。取得情報は次のようなものである。
・国土交通省提供の標高データ
・国土交通省提供の住所情報
・Google Inc.提供の地図情報
これにより、大震災発生後、通信インフラが混雑する前に直近の居場所を家族で共有することが可能である。
今回の選定理由は、「他の安否確認サービスはない、標高を含む位置情報を安否情報と合わせて共有できる」ことが評価された。
なお、今回選定された有料アプリは、南海トラフ巨大地震対策中部ブロック協議会広域連携防災訓練(岐阜県総合防災訓練)の会場にて2014年8月31日にデモンストレーションが行われるほか、国土交通省の1F展示コーナーにおいて紹介される。

株式会社つなぐネットコミュニケーションズ プレスリリース
http://www.tsunagunet.com/info/2014/0818_01.html