ビーコン機能と拡張現実アプリを組み合わせている
ナレッジワークス株式会社は、ビーコン(地上にある無線局等から発射される電波・あるいは赤外線のような高周波の電磁波を、移動体に搭載された機器で受信すること)を利用した拡張現実(AR)アプリを組み合わせたスマートフォン向けアプリケーションの「マワロ」を2014年10月20日より提供すると発表した。
(画像はプレスリリースより)
マワロは商店街や観光地を巡る地域活性化、商業施設やイベント会場での回遊性向上に活用ができる近接マーケティングおよび、チェックインツールである。
自動的に情報を受信する仕組みとなっている
Blurtoothとビーコンによる近距離通信技術を用いており、自動的に情報を受信する仕組みとなっているので、おサイフケータイのように「かざす」必要がなくなっている。
アプリケーションがインストールされたスマートフォンを持ち、スマートフォンを持って場所に近づくと、ビーコンが信号を受信し、その場所に応じた情報やポイントを入手できる。
利用例としては次のようなものがある。
・美術館、博物館での展示物の案内と回遊促進
・観光地を巡るポイントラリーとAR記念写真によるフォトロケーションサービス
・チラシと実店舗を結び付けての商店街の回遊促進と任意の場所への誘導
・ショッピングモールなど商業施設の回遊促進と特典の付与
・イベント、オープンキャンパスでの情報提供と特典の付与
・ARフォトロケーションを活用した画像のコレクションラリー
(ナレッジワークス株式会社 プレスリリースより引用)
SNSやメールでの拡散も可能
マワロはポイントラリーの実施などに最適に開発されており、ほかにもAR機能を有しているため、任意のビーコンからARコンテンツを表示したと同時に写真撮影もすることができる。その写真はSNS等での拡散やメールへの送付ができる。
OSはiOS7以上に対応で、Android版への対応は今後予定している。

ナレッジワークス株式会社 プレスリリース(@PressNews)
http://www.atpress.ne.jp/view/52206マワロ
http://hp.knowledge-works.co.jp/portfolio/mawaro/