専用アプリを入れておけば簡単に情報を取得可能
株式会社ミライト・ホールディングスのグループ会社である、株式会社ミライトは、大型ディスプレイに表示されたデータの表紙画像にタッチするだけで、利用者のスマートフォンやタブレット端末にデータを送信することができるデジタル情報スタンドの「PONTANA(ぽん棚)」を開発したため、2015年の夏より販売を開始する。
「PONTANA(ぽん棚)」は、Wi-Fiのエリア内に設置された、”本棚”に見立てたタッチ式の大型ディスプレイに、任意のデータの表紙画像を陳列表示しており、閲覧者が表紙にタッチすると、専用のビューワアプリをインストールしているスマートフォンやタブレット端末に、選択したデータがダウンロードされ、コンテンツが閲覧となるシステムである。
直感的な操作が可能なデジタル資料
このシステムは従来のQRコードやNFCカードを利用して、コンテンツを取得するのと比較すると、”本棚から本を取るように”誰もが直感的に操作可能なところが特徴となっている。
「PONTANA(ぽん棚)」の導入により、従来は紙の資料として配布していた展示会でのカタログや、観光地での観光案内、大型施設での利用案内、公共機関・自治体からの情報配信等、様々な情報を電子化して利用者に提供が可能となる。
オプションで公衆Wi-Fiも搭載可能
さらに訪日外国人の急増を背景として、公衆Wi-Fi環境の整備が進む中、「PONTANA(ぽん棚)」には公衆Wi-Fi機能をオプションで搭載させることができる。
そのため公衆Wi-Fiと組み合わせて導入することで、設置者は従来のインターネット接続だけではなく、その場所にいるWi-Fi利用者へ直接届けることができるため情報を流すと同時に実地にも足を運んでもらうというO2Oソリューションとして活用もできる。
ほかにも利用者もインターネット検索することなく、今いる場所や時間に合わせた情報にダイレクトにアクセスが可能である。
ミライトは、公衆Wi-Fiと「PONTANA(ぽん棚)」セットでの販売および「PONTANA(ぽん棚)」単体での販売の両方を予定している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ミライト・ホールディングス
http://mirait.co.jp/news/20150609.pdf