KDDI、全項目で弱点が少なく両部門とも1位となる
日経BPコンサルティングは21日、このほど行った「携帯電話・スマートフォン“法人利用”実態調査2013」の結果を公開、キャリア別の総合顧客満足度は、音声・データ端末ともにKDDI(au)が1位となり、これまで2年連続1位だったNTTドコモを逆転したという。
調査は、上場・非上場の優良企業合計5000社の情報システム・総務部門を対象に、この11月から12月にかけアンケート調査を行った結果655社から回答を得たもので、今回で8回目となる。
この結果、音声端末の総合満足度はKDDIが36.1ポイント(以下略)を獲得して1位となり、以下、ドコモ35.6、ウィルコム22.0、ソフトバンク21.6の結果だった。KDDIは個別11項目中「法人割引サービス」「電話機(スペック/機能等)」など3項目で1位となった一方、ドコモは「通話品質(音質、途切れ等)」など6項目で1位を獲得したものの、全項目で弱点が少なかったKDDIが上回っていた。
また、データ端末の総合満足度では、KDDIが28.0の1位となり、次いでドコモ26.4、ソフトバンク20.9、ウィルコム15.9、イー・アクセス13.9の順となった。個別全12項目中、ドコモが7項目で1位を獲得したものの、やはり音声端末同様に弱点が少なかったKDDIが総合で1位という結果となった。
このほかでは、ソフトバンクモバイルは今回、音声・データ端末いずれの満足度でも昨年より10ポイント以上もスコアが上がり、またLTEで話題の「データ通信速度の速さ」では、イー・アクセスが1位となっている。

発表記事
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/news/2012/1221hk/