同時に最大8台のモバイル機器からWi-Fi接続が可能
ソニーは1月31日、メモリーカード内のファイルをワイヤレスで再生・保存でき、モバイル機器と一緒に携帯し易いポータブルワイヤレスサーバー「WG-C10」を、4月30日に発売すると発表した。給電機能があり、予備電源としての使用もできる。
同製品は、端末とWi-Fi接続して動画や音楽などのファイルを再生・保存できるストレージで、PCのほか、とくにスマホやタブレットなどメモリーカードスロットのない端末でのデータ転送ツールとして有効なもの。
SDカードかメモリースティックを本製品のスロットに挿入して使用するほか、USB接続も可能で、USBメモリーを介してのデータ受け渡しもできる。
使用例としては、デジカメ撮影写真の入ったメモリーカードを同商品のカードスロットに挿入することで、スマホなどにワイヤレスでコピーできる。カードスロットを介してデータの受け渡しができるため、旅行中などで友人との写真交換に便利だ。
また、同時に最大8台のモバイル機器からWi-Fi接続ができ、異なる端末でそれぞれ違う動画を同時再生したり、会議などで同一資料を各端末からの閲覧もできる。
給電機能や便利アプリも。4月から予約受付開始
さらに、2210mAhの高容量リチウムイオン電池を搭載しているため、最大10時間のWi-Fi接続による連続再生ができるとともに、スマホやデジカメ等のモバイル機器に給電する予備電源としての使用もできる。
このほか、専用アプリ「PWS Manager」をスマホ等にインストールすれば、ファイルの再生・コピー・削除・並び替えなども可能となる。Wi-Fiの接続時のパスワード設定もでき、セキュリティー保護上でも安心できる。
なお、この市場推定価格は9,000円前後とみられ、4月から全国の販売店にて予約受付を開始する予定という。

引用:プレスリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201301/13-0131/