無料アプリとWiFi接続で機器電力をリアルタイム計測
サンワサプライは26日、スマホアプリを使い、電気機器の消費電力などのデータをリアルタイムで計測できるスマートプラグ(パワーマネージャー)「TAP-TST13」を、新たに発売すると発表した。
データの計測は、コンセントに接続した同製品の差込口に機器を接続するとともに、無料アプリ(App StoreとGoogle Playから提供)を用いてWiFiに接続することで可能となり、電圧(V)、電流(A)、電源周波数(Hz)、力率(PF)、消費電力(kWh)、積算電力量(kWh)、積算電気料金(円)、CO2排出量(kg)の諸データが確認できるようになる。
本体には、電源のON・OFFボタンがあり、手動で電源管理が行える(電源ON・OFFはLEDランプで確認できる。ON時:緑点滅、OFF時:赤点滅)。また、本体左側には「消費電力ランプ」があり、製品の定格電力(1KW)に対しての消費割合を4段階のLEDランプ点灯で確認できる。
さらに、接続機器の待機電力も測定でき、機器が待機電力状態になると約70秒後に電源を自動的にカットする機能がある。このほか、本体上部にはUSB充電ポートがあり、USB充電可能な機器(対象は限定)の充電が行える。
このほか同アプリには、設定時間(分単位)が経過すると自動的に電源をOFFする機能や、自動で電源をON・OFFする時間を設定できるスケジュール管理機能もある。ただし、外出先からのデータ確認、電源ON・OFFは行えない。
なお同社では、2月27日から東京ビックサイトで開催される「第3回 国際スマートグリッドEXPO」にて、当製品の展示(東展示棟 E5-30ブース)を行う予定という。

ニュースリリース<サンワサプライ>
http://www.sanwa.co.jp/news/201302/tap-tst13/index.html