スマホ向けに最適化された新しいアプリ
米Adobe Systemsは2月27日、スマホに最適化されたアプリ「Adobe Photoshop Touch for Phone」の提供を新たに始めると発表した。
同アプリは、先行のタブレット向けを進化させ、デスクトップ向けのコア機能を利用できるようにしたたもので、タッチパネルによる直感的な操作や各種機能が使える。
これに対応するデバイスは、iPhone(4S以上)、iPod touch(第5世代以降)、Android(4.0以上)で、Apple App StoreとGoogle Playから4.99ドル(450円)で入手できる。
主な機能は、Photoshopの人気機能であるレイヤー・選択ツール・補正・フィルターといった画像処理で、正確なトーンと色調の調整を作品全体、あるいは特定のレイヤー・選択範囲に適用して写真の品質を向上させられること。ペイント効果やフィルターブラシも使える。
さらに、グラフィックなテキストの利用、ストロークを使ったドロップシャドウやフェードの追加もできるほか、「カメラの塗りつぶし」「境界線調整」といった機能もある。
Adobe Creative Cloudとの連携でメンバーメリットも
このほか、Adobe Creative Cloudと連携しており、メンバーシップ登録(無償)をすると2GBのクラウドストレージを利用できる(画像は最大12メガピクセルまでをサポート)。写真やプロジェクトをCloudに同期すれば、タブレットやPhotoshopのデスクトップ版から、引き続いて同一ファイルでの作業が行える。
なおメンバーは、様々なデバイスから作品の検索や作成、パブリッシュ、共有ができる。Cloudの詳細は、下記リンク先に説明がある。

プレスリリース<アドビ システムズ>
http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/「Adobe Photoshop Touch 」
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-touch.html 「Adobe Creative Cloud」
http://www.adobe.com/jp/products/creativecloud.html