LINE・Facebookなどと連携のコミュニケーションツール
日本デジタルオフィスは25日、スマートフォン/PC/タブレット向けのコミュニケーションツール「coco-do」(ココ ドゥー)を日本マイクロソフト(日本MS)との協力により開発、同日から提供開始すると発表した。
同ツールは、東日本大震災の直後から同社が提供している、ボイス対応被災時緊急連絡用アプリ「J!ResQ」(ジェイ レスキュー)の最新版で、今回、LINEやFacebookなどのSNSと連携するコミュニケーションツールとして毎日の生活や仕事で利用でき、災害時にはそのまま安否情報の発信・確認に活用できるよう再設計したもの。
同ツールでは、スマホなどの端末にて地図/Webサイト/写真を手書きやペンで自由に加工し、音声を付加してSNS投稿やメール送信が可能で、災害時はより迅速かつ容易に家族や友人に安否情報を共有できる。送信データは、日本MSのクラウドに蓄積されるため、予めグループ登録を行うことで家族や友人の投稿履歴を地図上に表示する機能なども利用できる。
主な特徴は、メールアドレスなどの個人情報登録が要らないため、安心して利用できること。また待ち合わせ場所などは、手書き矢印やコメントを音声とともに伝えられるため、情報伝達がスムーズに行える。
写真・メッセージ・位置情報とともに手軽にシェア可能
さらに、写真撮影した場所のGPS情報を発信することで、各地の状況を写真・メッセージ・位置情報とともに手軽にシェアできるため、普段の利用だけでなく災害時には役立つものとなる。
このほか、予めグループIDやパスワードなどを登録しておくことで、グループの所在を一覧表示できる機能があるほか、団体向けの有償サポート(年額8万円)も用意されている。
なお、このアプリ利用は使用機器毎に以下となっており、日本語版と英語版の提供がある。
○Windows 8 PC/タブレット:
Windowsストアから「coco-do」で検索してダウンロード
○iPhone/iPad:
App Storeから「coco-do」で検索してダウンロード
○Androidスマホ:4月から提供開始

ニュースリリース<共同発表による>
http://www.microsoft.com/japan/presspass/ 「coco-do」情報サイト
http://www.coco-do.com/「coco-do」Facebookページ
https://www.facebook.com/cocodo.jp