安心して使え、使い易いスマホ向け「LINE」アプリを開発
NTTドコモとLINEの両社は15日、スマートフォンでの「LINE」アプリの利便性・サービス向上を目的とした協業に合意したと発表した。
「らくらくスマートフォン」向けに、初心者が安心して使える「LINE」アプリの提供や、「LINE」アプリのユーザープロフィール画面にドコモ専用の音声通話ボタンを配置するなど、使い易さの向上を図る。
「らくらくスマートフォン」ではこれまで、プリインストールアプリ以外の使用を制限しているが、課金機能等を制限したアプリ開発により「LINE」アプリが使えるようになり、ユーザー同士の音声通話やチャットでのコミュニケーションが楽しめるようになる(今年の10月~12月に提供開始予定)。
また、「LINE」アプリで表示されるユーザープロフィール画面に、ドコモの音声回線を使ってワンタッチで電話のできる通話ボタンを配置する。これにより、「LINE」アプリが提供する通話とともに、必要に応じてドコモの音声通話が簡単に使えるようになる(7月~9月提供予定)。なおXiサービス契約者は、高音質な音声通話が「LINE」アプリから24時間無料で利用できる。
このほか2013夏モデルから、オリジナルホームアプリ「docomo Palette UI」のアプリ一覧画面で、「おすすめ」タブに「LINE」アプリを掲載する。
この協業により、ドコモは商品力や利便性向上を目指し、またLINEはアプリの認知向上により国内利用者の拡大を図る。

両社共同発表記事
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/05/