スマートフォンのデザインを一変
LGエレクトロニクスは8月8日、同社が新たに展開するプレミアブランド「G」シリーズの第1弾となる、次期戦略スマートフォン「LG G2」の最新機種を発表した。
この機種の最も特徴的な点は、すべての操作ボタンを本体背面に集め、スマートフォンで初めて、側面からボタンを完全に取り除いた新しいデザイン。
この発想は、スマートフォン本体のサイズが大きくなればなるほど側面に配置されたボタンを操作しにくくなるという、ユーザー調査結果から生まれ、主要な操作ボタンをスマートフォンの背面に移すことで、端末を持った時にそのボタンに人差し指で自然に触れることができる。
画面には、片手で操作する現在の一般的なスマートフォンでは最大となる5.2インチのフルHDディスプレイを搭載し、本体の端から端までの全面ディスプレイでありながらも、グラフィックRAM(GRAM)を採用して電力消費効率を高めることで、静止画像表示時の画面の消費電力を最大26%低減し、端末の連続使用時間を従来に比べて約10%延長することが可能だ。
(画像はプレスリースより)
日常生活に密接した機能性
また、通話機能やSMS、ソーシャルネットワーキング、経路探索といったスマートフォンの機能の中でも利用頻度の高い実用的な機能に着目し、新たな機能を搭載した。
本体を耳に当てると着信音を下げ、自動的に通話状態に入るアンサー・ミーや、イヤホンやUSBケーブルの接続を検知すると、使用可能なおすすめのオプション機能や関連機能を表示するプラグ&ポップ、 テキストメッセージに含まれた内容を選択して、簡単にメモやカレンダーに保存したり、地図やインターネットで検索できるテキストリンクといった機能で実用的なユーザー・エクスペリエンスを高める。
さらに、カメラには光学式手ブレ補正機能(OIS)を搭載し、高解像度ズームやマルチポイントAFなどの機能によって、まさにオートフォーカス機能付きのデジタルカメラのようにピントを合わせることもできる。
サウンドにもこだわり、市販されているスマートフォンとして初めて24 bit/192kHzのHi-Fi再生機能を搭載し、CDをはるかにしのぐ音楽スタジオ並みの高音質を再現する。
「LG G2」は韓国を皮切りに北米、欧州およびその他の主要市場で順次発売され、全世界130社以上で展開する予定。

LGエレクトロニクス│プレスリリース
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