iOS 7に対応
Appleは9月17日、iPhone5sとiPhone5cを9月20日から発売すると発表した。
この2機種はオーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、日本、プエルトリコ、シンガポールそして英国で発売される。
iPhone5sには64ビットのA7チップとTrue Toneフラッシュの付いた8メガピクセルのiSightカメラに加え、指紋認証によるロック解除システムTouch IDを搭載した。
iPhone5cのスペックは既に発売されているiPhone5と大差はないものの、カラフルなボディが特徴で、ブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトの5つのカラーが用意されている。
また、この2機種はiOS 7を搭載し、このiOS 7には、これまでのユーザーインターフェイスに加えて、ユーザがiTunesで聴く音楽をもとにした無料のインターネットラジオサービスであるiTunes Radioが搭載される。
最も注目される指紋認証
Appleは指紋認証システムTouch IDのために、指紋認証システム開発会社、AuthenTecを3億5,600万ドルで買収している。
同社の行った調査によれば、iPhoneユーザーの約半数はパスコードロックを利用していないことがわかっており、ユーザーがどれほどパスワードの解除を面倒に感じているかが伺える。
Touch IDを使えばロックの解除だけでなく、App StoreやiTunes Storeで音楽やアプリを購入する際に求められるパスワードも、指紋認証で行うことができるようになる。
iPhone5sによる指紋認証が使い勝手の良さとセキュリティの高さを実証できれば、今後はアプリや自宅の鍵など、より広い範囲で利用されるようになるだろう。

Apple Japanホームページ
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