大画面でアプリを利用
ゼンリンデータコムの子会社でデジタルサイネージ事業を手掛けるウィルスマートは9月3日、大型のタッチパネル式デジタルサイネージでスマートフォンのアプリケーションを利用できるモジュールを、韓国の電子機器のODM企業Caststationと共同で開発したと発表した。
同サービスは、デジタルサイネージとスマートフォン間で、デジタルサイネージのタッチ操作情報をスマートフォンのタッチ操作情報に瞬時に変換する専用変換BOXを使用している。
デジタルサイネージ、スマートフォンそれぞれに専用モジュールをインストールすると、大型のタッチパネル式デジタルサイネージでスマートフォンのアプリケーションを動かすことが可能になる。
(画像はプレスリリースより)
販促ツールやアプリプレゼンに
このサービスを利用すれば、店舗などで大型デジタルサイネージを活用し、スマートフォンのアプリケーションや画面を、一度に大勢の人に見せることができる。
サイネージの大画面を生かした操作説明を行うことができることから、携帯ショップや量販店での店頭販促や、スマートフォン教室、アプリケーションのプレゼンなどへの活用が期待される。
大型ディスプレイでもクリアな画質とスマートフォンとの接続を感じさせない高速レスポンスを実現し、従来のようにデジタルサイネージ用のコンテンツやアプリを開発する必要がないため、これまで負担となっていた開発の手間や費用を削減できる。
専用タッチ変換BOXの価格は6万円(税別)/台で、モジュール使用料は月額/1万円(OSバージョンアップ対応費含む)(税別)/台、その他環境設定費が必要となる。

ゼンリンデータコム│ニュースリリース
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