マイクロソフトが発表
米マイクロソフトは10月10日、Android版「Outlook.com」アプリをアップデートしたと発表した。
目玉は、サーバ上のメール検索、全メールのダウンロードなどに対応した点。これまで他のメールサービスに比すると使いにくいと言われていた機能を強化するなど、使いやすさが大幅に向上しているようだ。
バージョンアップのポイントは?
バージョンアップのポイントは、まず、前述のようにサーバ上のすべてのメールを検索する機能(サーバサイド検索)が追加されたことにある。
次に、全メールがダウンロード可能になった。これにより、ローカルにメールをダウンロードしてバックアップしたり、検索・確認できるようになり、利便性が増している。
さらに、「Outlook.com」以外のメールアドレスを『送信者アドレス』として登録できるようになった点も大きい。これにより、他のメールサービスからの移行が容易になった。
他にも休暇中の返信が可能になったり、これまで青1色だったテーマカラーが11色から選べるようになるなど様々な改善がされているという。
Outlookは電子メールアプリ・環境として、マイクロソフトオフィス利用者からの信頼が厚い存在なだけに、今後、利用者が増えることになりそうだ。

Server-side search and more: Updates to Outlook.com Android app(公式ブログ)
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