大注目のTelepathy One
日立ソリューションズは10月25日、米Telepathy社とウエアラブルデバイスをBtoBで活用するためのアプリケーション開発や、開発支援プラットフォームの事業化に向けて業務提携することで合意したと発表した。
日立ソリューションズは欧米のグループ会社と連携し、日本だけでなく、米国や欧州でのサービス提供およびアプリケーション開発も予定している。
今回、業務提携するTelepathy社は2013年3月、頭部に装着する次世代ウエアラブルデバイス「Telepathy One(テレパシー・ワン)」の開発を発表し、現在世界中から注目を集めている。
日立ソリューションズは業務提携において、金融や公共、産業、流通など、幅広い分野で培った長年の業務システムのノウハウを活かし、ウエアラブルデバイスの業務分野における利用を推進を行う考えだ。
業務にウエアラブルデバイスを
Telepathy社は今回の業務提携に基づいて、日立ソリューションズに対し技術仕様・開発の進捗など、「Telepathy One」の開発・製造に関する情報提供を行う。
両社は共同で、日米欧のBtoB市場における「Telepathy One」を活用した業務アプリケーションの市場ニーズ調査を行い、日立ソリューションズはBtoB市場における幅広い顧客基盤・実績に基づき、流通業や小売・サービス業、製造業向けの在庫管理やオペレータ業務、工場や倉庫内利用など、幅広い業種や業務への適用を検討する。
日立ソリューションズは、調査結果によって「Telepathy One」と企業の業務システムをつなぐプラットフォームや、プラットフォーム上の業務アプリケーションを開発する予定だ。

日立ソリューションズ│ニュースリリース
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