市場規模拡大にあわせ
デジタイズは10月28日、米国Gradient X社が提供するスマートフォン広告プラットフォームを11月1日から日本国内で提供開始すると発表した。
今回の広告プラットフォーム提供はRTB広告市場の拡大に伴うもの。
RTBとはReal-Time Bidding/リアルタイムビッディングを意味し、広告枠の売り手である媒体社が、広告枠の買い手である広告主や広告代理店に対してリアルタイムオークションを行い、ユーザーや掲載面などの付帯情報が分析されたインプレッションが最適と判断された際、より高い入札価格を提示した需要者がバイイングする広告配信技術である。
これに対して、DMP(Data Management Platform/データマネジメントプラットフォーム)と呼ばれ、広告主や媒体社が保持するオーディエンスデータを統合・管理し、多様なオーディエンスターゲティング広告の配信を可能にするプラットフォームを提供する事業者が多数参入している。
日本におけるRTB広告市場の規模は、2013年に473億円に達し、2016年にはおよそ2倍以上の1,000億円を超えると予測されている。
海外メディアへの広告配信も
デジタイズは同社の「JACKAL Trading Desk(ジャッカルトレーディングデスク)」にて扱っている海外DSPラインナップに加えて、スマートフォン広告の一括出稿・一元管理を行う広告プラットフォーム「Gradient X」の提供を開始する。
「Gradient X」は米国で有数のスマートフォン広告における高度なRTB・DMP機能を持っており、国内メディアだけでなく、海外メディアへの広告配信も可能。
同社は急速に変貌を遂げるデジタルマーケティング市場環境に対応し、国内・海外の最先端のテクノロジーを駆使して、高品質かつ最適なデジタルソリューションを提供、企業のKPI達成に最大限に貢献するとしている。

デジタイズ│News & Press
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