飲食店用サービスが楽天スマートペイと連携
各種アプリやWEB型ソフトウェアを開発・販売している株式会社フォウカスは、製作したPOSシステム&オーダーエントリーシステムの「ポス・キューブ」を、楽天株式会社が行っているスマホ決済サービス「楽天スマートペイ」との連携を開始すると発表した。
(画像はプレスリリースより)
「ポス・キューブ」の概要
ポス・キューブとはレストラン等の飲食店で会計・注文・登録をスムーズに行えるように開発されたもので、iPadまたはiPad miniをハンディターミナルとして利用できるようになっている。
なお端末数による追加料金は不要となっている。IDは利用者ごとに発行できるようにもなっている。
飲食店用に使いやすく設計されたPOS機能のほか、接続プリンタの登録が可能になる機能や、複数レジやさまざまな支払い項目やへの対応、テーブルごとに管理できるなどさまざまな便利機能を備えている。なおこの製品は2013年のグッドデザイン賞を受けている。
連携する楽天スマートペイとは?
「楽天スマートペイ」はカードリーダーをタブレットやスマートフォンのイヤホンジャックに差し込むことにより、番号の入力などを行わずに(端末でのサインが必要)簡単にクレジットカード決済ができる製品だ。
なお暗号化を行うことによりカードリーダーや端末へクレジットカード情報は残さないようになっている。
国際主要6ブランドであるVisa・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club・Discoverに対応している。
より支払いが簡単になった
タブレットにつけたカードリーダーによりクレジットカードをスキャンするだけで支払いができる電子決済システムが広まりはじめている。
今回ポス・キューブが楽天スマートペイと連携したことにより、主要6ブランドのクレジットカード決済に対応でき、飲食店の支払いがかなり楽になるとともに、店側もより簡単にPOSシステムや電子メニューの導入が行えるようになる。
なお、今回の連携によって以下のことが可能となった。
(1) 「ポス・キューブ」上の会計金額が楽天スマートペイアプリへ自動表示されるため、金額入力不要で簡単決済
(2) 現金・クレジットとの併用といった複雑な支払いの際もカード決済額を自動計算しそのまま決済(プレスリリースより)

株式会社フォウカス プレスリリース
http://www.pos-cube.com/news/pdf/Newsrelease20140411.pdf