「KINGSOFT Office 2013」にAPI大幅追加
キングソフト株式会社は2014年5月16日、「KINGSOFT Office 2013」の最新バージョンを公開した。このバージョンではMicrosoft Office Excelとの互換性のあるAPIを大幅に追加、改修したものである。
(画像はプレスリリースより)
「KINGSOFT Office 2013」はMicrosoft Officeとの高い互換性がある総合オフィスソフトだ。「Writer(ライター)」/「Spreadsheets(スプレッドシート)」/「Presentation(プレゼンテーション)」の3つのソフトが使用できる。
ひとつのライセンスを購入しただけでパソコン、Android、iOSすべての端末で使用できる「マルチライセンス」の方式をとっている。スマートフォンを使うことにより、いつでもどこでもデータの閲覧や修正が可能になっている。
バージョンアップでよりMicrosoft Officeとの互換性が高まる
今回のバージョンアップの主な機能は、VBAの大幅機能追加および拡張や、Excelツールに不可欠なダイヤログ呼び出し機能の追加、マクロ記録機能が追加され処理の記録と自動化が可能になったこと、「.xls」形式ファイルブックの共有機能に互換性をもたせたこと、選択した範囲を画像としてシート内に貼り付けることが出来る「カメラ機能」の搭載などがある。
とくにビジネスの現場ではExcelでのVBA用のAPI使用が必須であるため今回のバージョンアップを待っていたユーザーも多いことだろう。
VAB対応の「KINGSOFT Office 2013」の価格は5,980円である。さらに互換性のあるフォントを同梱したものは6,480円。

キングソフト株式会社 ニュースリリース
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