iOS機器にてスムーズな名刺交換ができる
株式会社ザイナスのビズコンシャス事業部は、iPhoneおよびiPadに搭載されている近距離データ通信の新機能「iBeacon(アイビーコン)」を使用して、近くにいる人同士が手軽に電子名刺を交換できるエア名刺交換システム『iBeContact(アイビーコンタクト)』を開発した。
(画像はプレスリリースより)
「iBeacon」は、米Apple社がiPhoneおよびiPad(iOS7)に搭載した近距離データ通信の新機能で、近距離無線規格のBluetooth LEによって少ない消費電力でバックグラウンドでも常時稼働が可能である。
近く(20m以内)にいる端末のおよその距離とIDを認識できる仕組みで020の新しいプラットフォームとして活用が期待されているものである。
なお『iBeContact』ではアプリ同士が「iBeacon」のグループIDをコピーすることによって次第に共通のグループを広げていく独自技術である「インフルエンス ビーコン ネットワーク」方式を開発し、使用していることでイベント会場など、範囲の広い利用者のグループ通信を実現させている。
フリック作業のみで簡単に名刺が送信できる
そもそも従来の名刺交換アプリは、QRコードでの撮影が必要なケースもしくは、同じWifiネットワークに接続しなければならないなどという手間があった。
しかし「iBeacon」の利用によりアプリが近くにいる人を互いに認識するため、送信者がリストで相手を選択したあとフリック作業のみで送る相手の画面に名刺データが入ってくる仕組みになっている。
これは一度に1000名以上でも送信できるため、大規模なセミナー会場でも講師が受講者全員へ同時に名刺交換することも可能にもなる。
なおこのシステムは、同時にFacebookなどのフレンドリクエストも表示ができるので、スムーズにフレンドリクエストの送信もできる。
このエア名刺システム『iBeContact』はザイナスの無料ビジネスコミュニケーションアプリ「bizConscious」に2014年5月23日のアップデートにより搭載される予定。

株式会社ザイナス プレスリリース
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