AndroidはiPhoneの2.5倍!
アメリカ他世界4か国に拠点を置くマーケティングリサーチ会社、Canalysが23日に発表した報告書によると、AndroidとiPhoneのアプリの値段を比較したところ、Androidが平均で2.5倍高いという結果が出たと伝えている。
この報告書では、アメリカでトップ100にランクインしているアプリの値段を比較したところ、Androidは100アプリの総額は374.37ドル、平均して1アプリあたり3.74ドル。それに対してiPhoneでは、100アプリの総額は147ドル、平均して1アプリあたり1.47ドルであり、Androidのアプリは2.5倍以上の値段という結果が出ている。これは同じ調査が行われたドイツ、インド、シンガポール、イギリスでも同等、もしくはそれ以上の金額の開きがあったとしている。
アプリ購入の流れを作る必要あり
この金額の違いの背景には、AndroidはiPhoneと比べるとアプリの価格競争が少ない為、アプリの価格が高く設定されており、ユーザーが有料アプリにはなかなか手を出さない。購入者が少ないことから、開発者はiPhoneよりも価格を高くつけるという悪循環がある。この状況を打破するためには、まずはユーザーに有料アプリも利用してもらうよう値段を下げ、そこから購入の流れを生み出す必要があるだろう、と報告書はまとめている。

Canalys ニュースリリース
http://www.canalys.com/newsroom/android-apps-are-too-expensive