NTTドコモが総合満足度含め17項目中9項目で1位に
日経BPコンサルティングは、この3月に実施した「第4回 モバイルデータ通信端末※満足度調査」で、NTTドコモが顧客満足度で第1位となり、これで4年連続の1位だったという。
※モバイルデータ通信端末
PC等に接続してデータ通信を行うモバイル端末。PCカードタイプ、CFカードタイプ、USBタイプ、ExpressCardタイプ、「Pocket WiFi」等のモバイルWi-Fiルータタイプなどがある。調査には、PC内臓タイプも含めている。
NTTドコモは、項目別の16項目中で8項目が1位となり、年初にスマートフォンなどの利用増による通信品質問題があったものの、データ通信の評価には影響が見られなかったという。
同社は特に、屋内外での通信エリアに対する満足度の高さが際立ち、「通信品質」「店員の対応」「アフターサービス・サポート」でも、他の事業者と比較して高い満足度を獲得したのが特徴としている。
総合満足度2位は全体的に安定した満足度のKDDI
また総合満足度2位には、昨年のUQコミュニケーションズと入れ替わってKDDI(au)が入った。項目別の「利用アプリケーション」だけが1位となったが、総じて安定した満足度の高さで、「データ通信速度」はUQに次いだものの3G/WiMAX対応のモバイルWi-Fiルータの評価の高さが大きく影響したという。
このほか、UQコミュニケーションズは満足度3位で、前年同様「データ通信速度」「端末価格」「端末性能/機能等」の3項目で1位となり、とくに「端末性能/機能等」での満足度が、他キャリアに比べ突出していたとのこと。
また、ソフトバンクは、昨年同様にエリア面、品質面の満足度が平均よりも低い結果となっているが、「端末デザイン/サイズ」、「月額利用料金(上限額)」で1位だった。ウィルコムは、料金プランの項目で昨年に続き1位となっている。

「データ通信端末利用における顧客満足度」(2012年3月実施)
http://www.atpress.ne.jp/releases/26815/a_1.jpg(株)日経BPコンサルティング
http://consult.nikkeibp.co.jp/