「動く」デジタルマガジン実現!
株式会社ニュートンプレスと株式会社ニュートンは、2012年5月16日、デジタルサイエンスマガジン『Newton International Edition』を創刊した。
今回、創刊された同マガジンは、同社が発行する科学雑誌『Newton』のiPad版で、単なる紙媒体のデジタル化にとどまらず、タブレットだからこそ効果を持つ「動画」や「音声」、タッチパネルの特性を生かした「指でさわって動かせる図」などのコンテンツを加えることで、世界的にもまれなデジタルマガジンとしての魅力を備えている。
購読は、「App Store」の「Newsstand」で可能となっており、1号ごとの価格は、500円だが、創刊号のみ無料となっている。また、年間定期購読は、3,000円で、創刊キャンペーン期間中は、2,500円となっている。
科学画像とタブレットの“相乗効果”も
スマートフォンと同じ操作方法のモバイル端末であるタブレットの特長は、画面の大きさ。表示される画像の細部まで確認できることから、医療や建築設計の分野での活用が有望視されているが、科学分野においても、その特性は魅力であり、ましてや、豊富な図や写真が定評であるこの雑誌のタブレット対応は、じっくりと科学を楽しみたい購読者への朗報ともいえよう。
「iTunes プレビュー」によると、「ダウンロードに時間がかかる」、「ナビゲーションが不親切」といったネガティブな意見も寄せられてはいるが、逆にいえば、「改善の余地がある」ということ。加えて、今回の売り文句にある“指でさわって楽しむ”ための、画面に触れた際に「ぐにゃり」や「ぺこっ」とした感覚を指先に与える「触感フィードバック技術」と連携できれば、コンテンツは、いっそう輝きを増すだろう。
iTunes プレビュー「Newton International Edition」
http://itunes.apple.com/jp/app/newton-international-edition/id509071750?mt=8&ls=1Newton Press Web プレスリリース
http://www.newtonpress.co.jp/ipadnie_120516.html