脅威は非公式のアプリケーションマーケットから
インテル子会社でセキュリティを専業とするマカフィーは4日、2012年第1 四半期の脅威レポートを発表、全てのプラットフォームでマルウェア(ウィルスなど悪意のあるソフトウェア)が明らかに増加したという。
そして今期は、PCに感染するマルウェアが最近4年間で最高水準になる一方、スマホなどのAndroidをターゲットにするマルウェアが前年比12倍と急増しているとのこと。
同社のビンセント・ウィーファー副社長は、
「マルウェアの作者が絶え間なく新たなマルウェアを開発し続けていて、PCプラットフォームで培われた技術がモバイルやMacなど他のプラットフォームに拡大、ますます洗練されてきている。これらを利用する個人や企業が増えるにつれ攻撃も拡大しているため、ユーザーはプラットフォームに関係なくセキュリティ対策を講じ、オンラインの安全性に気を配る必要がある」
としている。また同社では、この脅威は非公式のアプリケーションマーケットから広まっていて、公式のAndroid マーケットでは発見されていないとのことだ。
したがって、アプリのインストールは良く知られているアプリストアから購入するのが危険を回避できることになり、またウイルス対策ソフトを最初にインストールするのも、有効な対策となるようだ。

発表記事
http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/McAfee(マカフィー)JAPAN
http://www.mcafee.com/japan/