「ケータイ」の操作感を再現
株式会社jig.jpは、2012年6月4日から、スマートフォン向けウェブブラウザー『jigbrowser+(ジグブラウザープラス)』の正式版の提供を開始している。
『jigbrowser+』は、同社が2004年に公開した『jigブラウザー』をベースに開発された、スマートフォン専用のウェブブラウザーで、すでに、2012年2月にβ版を公開されているAndroid版に加え、今回のVer.1.0からは、iPhone版やiPod touch版がそろうことになる。
同ブラウザーでは、メインとなるランチャー画面と、コンテンツを集約する左右のサイドパネルによる構成となっており、モバイルデバイスの狭い画面を「最大限に活用」するユーザーインターフェースが提供されている点や、画面のクリッピング機能による「メモ」作成の簡便さ、スマートフォンと相性が良いとされているSNSへの「シェア」機能などを、すべて「片手」で操作できる配慮がなされている。
なお、対応OSは、Androidが2.2以上、iOSが5以降となっている。
β版独自の機能が廃止となる点には注意
また、β版で利用できた「アドレス帳の取込機能」、「アドレス帳ベースのシェア機能」、「SMS認証機能」については、今回の正式版にバージョンアップすることで利用できなくなる点には、注意しておきたいところだ。
ケータイの「ノウハウ」が凝縮された今回のブラウザーの登場により、スマホも片手で扱うステージに移るのだろうか。

Jig.jp プレスリリース
http://jig.jp/release-br/120604.html