スマホチャットアプリの「開発」を公開
株式会社カヤックは、2012年6月20日、グループチャットSDK『ナカマップ SDK』の提供を開始したことを発表した。
同SDKは、同社運営の無料グループチャットアプリ『ナカマップ』に、リアルタイムメッセージ機能を提供するというもの。導入した場合、スマートフォンアプリにグループチャット機能が提供され、ゲームの進め方やアイテム交換など、ユーザー間でのソーシャルなコミュニケーションが可能となる。
SDKとは、「Software Development Kit」の略で、特定のアプリケーションを作成するためにソフトウエア技術者が使用する開発ツールのセットのこと。プログラムファイルが集められたAPIの場合や、通信機能を有したハードウエアの場合もある。一般的には、統合開発環境や他のユーティリティなどのデバッグ用のツールが含まれることが多い。
チャットにとどまらない可能性を探る
今後は、ソーシャルゲームやユーティリティ、オンラインショッピングや電子書籍アプリなど、幅広いジャンルのアプリへの導入が想定されている。
インターネットに公開して、多くの技術者により、アプリ自体の「洗練」を目指す。人気アプリで行うからこそ、オープンソースの精神がより輝くにちがいない。

株式会社カヤック プレスリリース
http://www.kayac.com/news/2012/06/nakamap_SDK