スマホでの「学習効果」は?
株式会社マクロミルと、インモビジャパン株式会社は、「学習におけるスマートフォンアプリ利用調査」を、共同で実施し、その結果を公表した。
調査は、2012年5月15日から6月7日の期間に、国内のスマートフォンユーザーを対象に行われ、有効回答数は318人となった。
調査結果によると、「(最初から入っているものを除き)学習アプリを入れているか」の問いには、「学習アプリを入れている(51.2%)」、「学習アプリを入れていない(42.8%)」との回答結果となった。
さらに、「学習アプリを入れている」と回答した人に、「学習アプリの種類」をたずねたところ、「英会話・英単語学習アプリ(51.5%)」がトップとなり、以下、「雑学系学習アプリ(38.0%)」、「漢字学習アプリ(25.8%)」、「語学(英語以外)の学習アプリ(25.2%)」と続いている。
また、「学習アプリを入れている」人に、「学習アプリの魅力」を聞いたところ、「空き時間を有効活用できる(69.3%)」、「移動中に学習できる(58.3%)」、「ゲーム感覚で学習できる(51.5%)」、「お金をかけずに学習できる(49.1%)」といった回答が上位を占める結果となった。
さらに、「どのくらい効果があると感じているか」たずねたところ、「非常に効果がある(5.8%)」と「やや効果がある(49.0%%)」とを合わせて、「学習アプリを入れている」人の5割以上が「効果がある」と回答している。
「資格取得」は、「現在」2割、「今後」が5割
なお、「今後使ってみたい学習アプリ」の問いには、「資格取得の学習アプリ(49.7%)」、「英会話・英単語学習アプリ(47.1%)」といった回答が上位となった。「現在」と「今後」での回答数に、極端な差があったのが「資格取得の学習アプリ」で、スキル向上と転職志向の意欲が見受けられる。

株式会社マクロミル プレスリリース
http://www.macromill.com/r_data/20120621study_smartphone/