スマホ所有者は1年で倍増、SNS/Twitter利用も急拡大
(株)インプレスR&Dのシンクタンクであるインターネットメディア総合研究所は12日、個人のネット利用者約5,600人を対象とした各種端末での利用サービスなど、詳細な利用実態調査を行った結果を発表した。
これによると、この1年ではスマートフォン市場の飛躍的な拡大(利用率で昨年の14.8%から29.9%に倍増)とともに、iPadなどのタブレット端末(同3.0%から8.5%)にも注目が集まり、サービス利用もmixiやFacebookなどのSNSやTwitterといったソーシャルメディアが急増、普及の相乗効果につながっているという。
この5月時点の利用状況では、日本のソーシャルメディア人口推計値は5,060万人で、前年比で43%の増加。このうち、投稿や書き込み等、何らかの情報発信を行っているユーザーは3,290万人と推計、ソーシャルメディア利用者の65%に該当するとのこと。
また内容別では、SNSの利用率はmixi:26.1%(昨年27.0%)、Facebook:24.5%(同8.3%)、Mobage:8.4%(同6.3%)、GREEが7.8%(同8.3%)の順となった。特にFacebookが大きく躍進し、昨年32.1%だったSNS利用率を45.6%に引き上げたとしている。また、Twitterの利用率も昨年の15.5%から26.3%へと急増している。
さらに、SNSやブログなどのソーシャルメディアはネットユーザーの52.0%が利用し、利用デバイス別では、スマホユーザーの66.7%が最多で、タブレットやPCの40%台より抜きんでていた。

(株)インプレスR&D(発表記事)
http://www.impressrd.jp/news/120612/iwp2012