スマホでのニーズ拡大に対応。問診で案内&持込復旧
情報セキュリティ事業を行うワイ・イー・データは2日、スマートフォンのデータ復旧、データ調査を新たなサービスとして始めると発表した。
これまでデータ復旧サービスは、日本で初めて1995年から提供してきており、スマホでのニーズが増えるとともに、携帯電話のOSがiOSとAndroidに集約されてきていることから、対応を拡げたもの。
これまでのHDDなどと同様、データ復旧サービスには2種類があり、電話などでの問診で専用ソフトウェアで復旧できると判断した場合は、同社からソフトウェアを顧客に案内、顧客自身がデータ復旧対応をする。
また、問診での復旧が困難と判断した場合は、顧客からスマホを同社ラボ※に持ち込み、復旧対応する。なおラボ対応では、断片になっている情報を正常な状態に戻すことができ、通常のソフトウェアでは元に戻すのが困難なものを元の状態に近い形で顧客に返却する。
※ラボ:2007年にISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得
このほか、データ調査(フォレンジック)として、不正プログラムなどでスマホのデータが漏洩した場合には、内部の記録を調査し通信記録などの調査結果をレポートにして報告するサービスも行う。

発表記事
http://www.yedata.co.jp/news/image/120702.pdf(株)ワイ・イー・データ
http://www.ontrackapan.com/http://www.yedata.co.jp/