「クラウド」で会議
株式会社NTTコミュニケーションズは、2012年6月28日から、『Arcstar ユニファイド・コミュニケーション・サービス Video Conferencing(ビデオ会議)』の提供を開始している。
同サービスは、スマートフォンやタブレット端末に対応した、ハイビジョン画質(最大720p)での“映像コミュニケーション”を提供するというもの。
また、サービスは、「クラウド」型で提供されるため、これまでのビデオ会議システムに必要とされてきた“専用”の設備や端末が要らなくなっており、インターネットに接続して専用のサイトにログインすることで、サービスの利用が開始できるとのこと。
さらに、通信環境にあわせて画質が自動調整されることから、ネットワークや端末デバイスの種類を問われないといった特長もある。
価格に関してみると、初期費用については、基本費用(新規)が、一式52,500円で、ユーザーID登録料が、IDひとつにつき、1,050円。また、月額費用として、基本メニューがユーザーIDひとつにつき、3,780円。さらに、個別メニューとして、10人会議室が28,350円などとなっている。
既存システムとのコラボも
今後、同社では、既存のテレビ会議システムとの相互接続についても、2012年12月をめどに対応していく予定となっており、出張先からの会議参加、遠隔からの店舗管理や医療相談、コンサルティング、製造現場の技術指導など、幅広い利用シーンを想定しているようだ。

株式会社NTTコミュニケーションズ プレスリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20120628.html