デバイス問わず高品質な映像交信が低料金で可能に
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は28日、スマホ・タブレット端末に対応し、ハイビジョン画質の映像コミュニケーションが低料金で利用できる「ビデオ会議」サービスを、6月28日から提供すると発表した。サービスの正式名称は、「Arcstar ユニファイド・コミュニケーション・サービス Video Conferencing」。
PCのほか、iOS/Android搭載のスマホやタブレット端末など各種デバイスで利用できるため、出張先からの会議参加、遠隔からの店舗管理や医療相談、コンサルティング、製造現場の技術指導など、多様な映像コミュニケーションの利用が可能となる。
またクラウド型での提供のため、従来のビデオ会議システムのような専用の設備や端末は要らない。インターネットに接続し専用のサイトにログインするだけで、簡単に利用が開始できるはか、Wi-Fiや3Gを含め通信環境にあわせて画質を自動調整する特長も備えている。
この提供メニューと税込価格は、新規の初期費用として基本費用一式が52,500円のほか、ユーザID登録費として1ID当り1,050円がかかる。また月額の費用は、基本メニューがユーザID毎に3,780円のほか、会議室当たりの費用(5人ルームで18,900円から)が必要となる。
なお同社では、既存のTV会議システム(H.323)との相互接続への対応を本年末までに予定するほか、ソフトウェア型TV会議システム「ワープビジョンサービス」は本年度末で提供を終了するとしている。

「Arcstar ユニファイド・コミュニケーション・サービス Video Conferencing(ビデオ会議)」
http://www.ntt.com/a_videoconf/利用シーン例
http://www.atpress.ne.jp/releases/28310/1_5.pdfNTTコミュニケーションズ(株)
http://www.ntt.com/?link_id=ostp_headon