スマホで前方の状況を「監視」
株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社は、2012年7月19日、安全運転支援を目的としたスマートフォン用新アプリ『SafetySight』を共同で開発し、無料で提供することを発表した。
同アプリには、株式会社カーメイトの技術協力により開発された、運転中の映像解析により、スマートフォンが“車間距離を認識”し、前方車両の接近時や発進時に音で知らせる「前方車両接近アラート・前方車両発進お知らせ」機能や、運転中の急ブレーキや衝突などの衝撃を感知し、前後数10秒、前方の映像を自動的に録画・保存する「ドライブレコーダー」機能が搭載されている。
契約の有無に関係なく利用はオープンに
今後は、8月下旬にiPhone用アプリの提供、10月にはAndroid用アプリの提供が開始される予定となっている。両社の契約者以外でも利用できる。
「エコドライブ」を診断するアプリなども、各社から公開されているようだが、今回のアプリは文字通り「安全」を目的としたもの。ただし、機械の進化が人間の退化を促す場合もあることから、あくまでも「うっかり」注意を怠った場合の補完機能とみるべきなのかもしれない。

日本興亜損害保険株式会社 プレスリリース
http://www.nipponkoa.co.jp/news/whatsnew/2012/news