店頭のタブレットを「管理」しやすく
株式会社ドゥ・ハウスは、2012年7月17日、タブレット端末の機能制御サービス『タブレット・マネージャー』の提供を開始したことを発表した。
同サービスを利用した場合、タブレット端末の“キー”の機能を制御することが可能となり、例えば、電源ボタンの「有効・無効」やアプリの機能を制限することで、店頭に端末を設置した際の誤操作やいたずら対策、または、コンテンツ画面上でのアプリの優先度によって、表示されるべきデータの損失を防ぐといった利用方法が想定されている。
また、タブレット端末側に専用アプリをインストールすることで、映像配信や、表示させるWebサイトのURLの指定、特定アプリの起動などの操作を、遠隔地からコントロールすることも可能となる。
逆に、各端末の情報を一覧する、いわゆる「管理画面」を利用した場合、各端末で、現在どのコンテンツ・ページが表示されているのか確認できたり、端末自体の起動・停止・再起動といったハード面での制御操作も可能となっている。
広告媒体としてのタブレットの可能性を見い出す?
今後、同社では、タブレットを活用した店頭接客サービスをリリースする予定となっており、併せて、診断アプリやアンケートといった“店頭での商品選び”をサポートするアプリについても開発していくことになるとのこと。
なお、OSに関しては、無償利用できるAndroidのみの対応となっている。今回のサービスが、タブレットを活用した店頭接客、つまり、“デジタルサイネージ”を目的としている意味合いが大きく、専用の機器を導入した場合のコストに比べて、安価で実現できる特長をアピールするためとみられる。

株式会社ドゥ・ハウス プレスリリース
http://www.dohouse.co.jp/news/release/20120717/