ネットショッピングは、どの端末で?
MMD研究所は、2012年8月2日、「スマートフォン・PCのネットショッピングに関する利用実態調査」を実施し、その結果を公表した。
調査は、2012年7月2日から2012年7月3日の期間に、20歳から59歳のスマートフォン所有者を対象に、インターネットによるオンライン方式で行われ、有効回答数は、556人となった。
調査結果によると、インターネットショッピングで「利用したことがあるデバイス」についての問いには、「PC(94.2%)」との回答が圧倒的に多く、次いで「スマートフォン(45.5%)」、「タブレット端末(10.6%)」との回答が続く結果となった。
スマホ限定では、1,000円以下
また、「1か月にインターネットショッピングでおおよそ使った金額」について尋ねたところ、スマートフォンを含むインターネットショッピングの総額では、「10,000から14,999円(16.0%)」が最も多い結果となっている。また、スマートフォンのみでインターネットショッピングをした金額では「999円以下(45.2%)」と最も多い結果となった。
次に、インターネットショッピングの「利用頻度」についての問いには、「月に1回程度利用している(40.6%)」が最も多く、次いで「週に1回程度利用している(26.4%)」と続いている。
最後に、インターネットショッピングで「購買したことがある商品のジャンル」については、PCの場合、「書籍/雑誌(67.4%)」、「衣料品/下着(62.6%)」、「食品/飲料(58.0%)」という結果となっている。また、スマートフォンでは、「書籍/雑誌(58.9%)」、「衣料品/下着(56.1%)」、「食品/飲料(50.2%)」という結果となった。
調査結果からは、パソコンからスマートフォンやタブレットに、端末の種類は移っても、ネットショッピングに関しては、「使い方」は変わらないようだ。ただ、購入の決断の要素には「比較・検討」する作業が欠かせないことから、タブレット端末の利用が増えてくるのではないだろうか。

MMD研究所 プレスリリース
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