PCやタブレット、スマホなどでの処理・閲覧が可能に
KDDIとテラリコン(米)は2日、医療機関向けにクラウド型「リアルタイム3D医用画像※ソリューション」の提供を、8月3日から始めると発表した。
※ 3D医用画像
X線CTやMRIで撮影された2D (2次元) 画像をもとに、断面では認識しづらい体内構造を3D化した画像。
これは、テラリコン社の大規模配信型3D医用画像ソリューションをKDDIのクラウドサービス上に構築、外部からセキュリティが確保された高品質なネットワーク経由でサーバに接続することにより、LANサーバ運用と同等に3D医用画像のリアルタイムな処理と閲覧を可能としたもの。
これにより、院外のPC/タブレット/スマホなどからの対応が可能となるとともに、システムに関しても、医療機関での運用保守作業の負担軽減とともに、導入初期費用が抑制できることとなる。
なお、埼玉県の済生会川口総合病院での実証実験にて、クラウド経由での処理速度と操作性は、院内のサーバーシステム利用と同等だったとしている。この詳細は、別紙(下記にリンク)にて説明がある。

(別紙)内容説明
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2012/0802/KDDI MULTI CLOUD
http://www.kddi.com/business/pr/multicloud/index.html