アップルに10億ドル超の侵害認定
8月27日、スマートフォンの特許侵害などで争っていた米アップルと韓国のサムスン電子の判決が米カリフォルニア州連邦地裁でくだり、陪審団がアップルの一部特許が侵害されたと判断し、10億ドル超の侵害を認定し、米アップルの全面勝利となった。
この米アップルの勝利により株価は一時、680.87ドルとなり過去最高を記録しており、今後もアップルの成長に注目が集まる。
アップル、米でシェア拡大も
今回のアップル勝訴により、米国内で、サムスン電子のスマートフォンが販売差し止めになれば、アップルは米国でシェアを拡大につながると予測され、米国でのアップルの一人勝ちも夢ではない。
一方のサムスン電子は、アップルの特許を侵害しない製品作りへの必要性に迫られ、目先の製品発表の遅れや新製品開発への支障など今回の敗訴による大きな打撃を受ける事は間違いなさそうだ。
この今回のアップル勝訴は、全世界で3分の2ものシェアを誇る「Android端末」に勝った事で米国内だけでなく、全世界のスマートフォン市場の勢力図を変えてしまう発端にもなりうる。

Apple 公式
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