スマホの定番「地図」と「観光」ナビでスクラム
北海道中央バス株式会社(以下、北海道中央バス)、株式会社キョウエイアドインターナショナル札幌支社(以下、キョウエイアドインターナショナル)、株式会社日立東日本ソリューションズ(以下、日立東日本ソリューションズ)、株式会社日立ソリューションズ(以下、日立ソリューションズ)の4社は、2012年9月10日、共同で、スマートフォンを活用したサービスの実証実験を、9月15日から9月30日まで実施することを発表した。
今回の実証実験は、「夏の絶景積丹岬コース」を対象としたもので、期間中の毎日、当日受付で先着5名のツアー参加者に、スマートフォンを貸し出し、観光情報ガイドを提供する「観光ガイドサービス」と、スマートフォンで撮影した写真を、ツアーコースに掲載し、ツアー終了後に、オリジナル電子アルバムとして提供する「電子アルバム作成サービス」が実施される。
各社の役割の分担としては、北海道中央バスがサービスの提供、キョウエイアドインターナショナルがサービス全般に関するコンサルティング、日立東日本ソリューションズがサービスの企画、日立ソリューションズがITシステムの開発となっており、今後を見据えて、実施、検証、企画・開発といったサイクルを軌道に乗せる取り組みともいえるようだ。
常時携帯だからこそ「実用的」に
なお、北海道中央バスが提供する具体的なサービスについては、外国人利用者向けの多言語による観光情報やマナーマニュアルなどの情報提供、地域に密着した情報の配信や、地元の飲食店の予約、電子アルバムと連携した「お土産」のWeb販売など、利便性を向上させるべく、より実用的なものになるとみられる。

株式会社日立ソリューションズ プレスリリース
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