NEC、Android搭載端末から会社のPCが使えるソフトを発売

NECは5日、Android搭載のスマホやタブレット端末から、会社内のPCに接続して社内システムの利用が可能になるリモートデスクトップ・ソフトウェアを、同日から発売すると発表した。

同ソフトでは、デバイス端末に社内システムデータを転送せずにPCの画面イメージのみを転送するもので、外出先での紛失や盗難発生時も情報漏洩することなく、セキュリティを確保しながら社内業務システムへの接続が実現できる。


機能面では、タップやピンチなどの画面操作性を確保するとともに、アプリ画面のサイズ変更専用ボタン、画面四隅の細かな操作が簡単にできるソフトウェアマウスのほか、画面全体を把握しながら文字入力のできる透明キーボードなどを用意した。

またソフトは、簡単に設定可能なクライアント型のため、サーバの設置・設定などが不要で短時間に外出先から社内業務システムにアクセスする環境を構築できる。（セットアップ所要時間は最短で15分）

同ソフトの価格は、税別で100ライセンス30万円からとなる。なお同社では、今後はAndroid以外のやWindowsなどへの対応を進める予定という。



発表記事
http://jpn.nec.com/press/201210/20121005_01.html
　

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