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「公衆無線LANサービス」利用、スマホユーザーは非スマホユーザーの3倍超!

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「公衆無線LANサービス」利用、スマホユーザーは非スマホユーザーの3倍超!

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増えるスマホ対策に、公衆無線LANは「あり」?
株式会社ICT総研は、2012年10月22日、「公衆無線LANサービス(Wi-Fiサービス)市場」に関する調査結果をまとめ、公表しました。

なお、調査は、公衆無線LANサービス事業者や同サービスの関連企業への取材結果に加えて、インターネットユーザー21,724人へのウェブアンケート調査の結果をまとめて分析したというものです。

公衆無線LAN
調査結果によると、公衆無線LANサービスの2011年度末(2012年3月末)利用者数は、808万人、そのうち、個人利用者は675万人、ビジネス利用者は133万人となりました。また、2012年度末には、1,274万人に、2015年度に至っては、2011年度の3倍にあたる2,568万人にまで拡大すると予想されています。

また、アンケート調査では、全体の10.8%が、「公衆無線LANサービスを利用している」と回答していますが、そのうち、「スマートフォン利用者」が8.1%で、「スマートフォン非利用者」は2.7%となりました。こういった結果からみると、「スマートフォン」と「公衆無線LAN」の相性は悪くはないようです。

公衆無線LAN
ただ、「スマートフォン利用者」でありながら「公衆無線LANを利用しない」という回答の割合は、全体の24.7%、「スマートフォン利用者」に限ってみれば、その割合は75%にまで達しています。「利用しない理由」には、「バッテリーが減少することへの懸念」や「電波の切り替え設定が面倒」といった意見があり、利用者の意識の中には、まだまだ使いにくいイメージが払しょくされていない現状が見受けられます。

公衆無線LANのサービスエリア拡充の状況をみると、ソフトバンクモバイルが、2012年7月時点で27万か所、KDDIは、2012年9月時点で20万か所にWi-Wiスポットを設置済みといわれています。また、NTTドコモも、今年度中に15万か所への設置を目指しているとのことです。

ビッグデータが既存回線を圧迫する現状も
国内の三大キャリアが、「Wi-Fiスポット」を急ぎ増設する理由には、スマートフォンの普及に伴うデータ通信量の増加が、通信回線への負荷となっている背景から、“データオフロード(3Gネットワークの大量データを分散させる)”機能によって対応する必要があるためです。

クラウドサービスが標準ともいえるスマートフォンですが、「公衆無線LANサービス」がどこまでの“安心”を与えてくれるかは無料であることからもわかるように、いささか心もとないといえるでしょう。サービスを提供する側の都合で、利用者を置き去りにしない配慮が必要なのではないでしょうか。

外部リンク

株式会社ICT総研 プレスリリース
http://www.ictr.co.jp/topics_20121022.html

Amazon.co.jp : 公衆無線LAN に関連する商品



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