お医者さんはどちらを選択?
株式会社ケアネットは、2012年10月18日、「スマホやタブレットに対する意識調査」について、その結果を公表しています。
調査は、2012年9月21日に、医師・医療従事者向け専門サイト「CareNet.com」医師会員を対象に、インターネットリサーチ方式で行われ、有効回答数は、1,000件となりました。
調査結果によると、「現在、スマートフォンまたはタブレット型端末を所有していますか」と尋ねたところ、「スマートフォン所有率」は、「所有している(長期貸与も含む)(38.6%)」、「いずれ購入したい(38.0%)」、「購入するつもりはない(23.4%)」となり、「タブレット所有率」は、「所有している(長期貸与も含む)(29.2%)」、「いずれ購入したい(38.9%)」、「購入するつもりはない(31.9%)」との回答結果となりました。
「スマートフォン保有率」を年代別にみると、「30代以下(54.2%)」、「40代(42.5%)」、「50代以上」は3割以下でした。
また、「タブレット保有率」は、「30代以下」で31.1%など、ほぼ全ての年代において「スマートフォン保有率」を下回っていますが、「60代以上」に限っては、「スマートフォン保有率」が25.8%に比べて、29.2%と逆転しています。
用途で多いのは、「医学・医療に関する書籍・論文の閲覧(スマホ29.3%、タブレット47.6%)」、「医薬品・治療法に関する情報収集(スマホ37.0%、タブレット40.8%)」、「医学・医療関係のニュース閲覧(スマホ34.2%、タブレット45.5%)」が上位を占めました。
場面に応じた多様性が普及のカギ
特に、「患者とのコミュニケーション(スマホ4.1%、タブレット14.7%)」といった回答結果をみると、タブレットが医療の現場で有効利用されていることが多いようです。個別の意見でも、『インフォームド・コンセントの際、立体的で具体的な説明ができ、患者の理解が深まっている』といったコメントも寄せられています。

株式会社ケアネット プレスリリース
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